Raspbian Jessie Lite で Docker する - GPIO on Alpine Linux 編

ラズパイ で Lチカ on Docker が できました が、よく考えたら コンテナ の OS は Raspbian でなくてもよかったのでは? ということで、Alpine Linux の コンテナから Lチカ してみたいと思います.

作業環境

  • Raspberry Pi 3 Model B
  • Raspbian Jessie Lite
  • Docker
  • Python 3.5

Alpine Linux とは?

Apine Linux は 軽量 の Linux ディストリビューションで、musl libcBusyBox で 作られた 軽量 の 組み込み向け Linux ディストリビューションとのことです.
Docker 界隈では注目を集めているようで、apk というパッケージ管理を持っていることから、BusyBox よりも扱いやすいとのことです.

どのくらい軽量化というと、前回利用させていただいた resin/rpi-raspbian と 比べると以下のように圧倒的に小さいです.

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pi@raspberrypi:~ $ docker images
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REPOSITORY          TAG              IMAGE ID      CREATED       SIZE
3
armhf/alpine        latest           3ddfeafc01f0  2 weeks ago     3.6 MB
4
resin/rpi-raspbian  jessie-20170111  e49ffb0714c7  2 months ago  118   MB

Alpine コンテナ で Lチカ

さっそく armhf/alpine で コンテナを起動します. コマンドが若干違いますが、やりたいことに変わりは無いので難しくは無いですね.

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pi@raspberrypi:~ $ docker run -it --rm --device /dev/gpiomem armhf/alpine /bin/sh
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/ #
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/ # apk update
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/ # apk upgrade
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/ # apk add python3 python3-dev musl-dev gcc
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/ # pip3 install --upgrade pip
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/ # pip3 install rpi.gpio
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...(省略)
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Successfully installed rpi.gpio-0.6.3

LEDを点滅させるプログラムを作成します. 前回と同じものになります.

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/ # vi app.py
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import RPi.GPIO as GPIO
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import time
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pin = 17
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GPIO.setmode(GPIO.BCM)
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GPIO.setup(pin, GPIO.OUT)
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for _ in range(3):
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    GPIO.output(pin, GPIO.HIGH)
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    time.sleep(1.0)
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    GPIO.output(pin, GPIO.LOW)
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    time.sleep(1.0)
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GPIO.cleanup()

プログラムを実行します.

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/ # python3 app.py

Docker コンテナ から GPIO へ アクセスできました!(画像は前回のを拝借ですが、ちゃんと動きました.)


Raspberry Pi 電子工作キット

Lチカ こと、LED チカチカをはじめ、GPIO を 使った電子工作するためのキットです. いろいろなキットがありますが、こちらが一通りそろいつつコスパがよさそうです.

Raspberry Pi 3

ラズパイを始めるには 全部入りの Raspberry Pi 3 が 手ごろではないでしょうか. Raspberry Pi Zero - ラズベリー・パイ ゼロRaspberry Pi Zero W - ラズベリー・パイ ゼロ W は 国内では入手しずらいため値上がりしてしてますし、GPIO ピン も 自分で付ける必要があったりと色々と手がかかります. その分楽しいというのもありますが.
届くまで時間がかかってもよい場合は こちら Raspberry Pi Zero の 購入 で 記事にしました Pimoroni さん から購入する手もあります.

Raspberry Pi 3 の 電源

Raspberry Pi 3 は 5V/3A の 電源が必要になります. スマホの充電アダプタでは出力が足りない場合もあるので確認が必要です.

マイクロ SD カード

ラズパイ の OS や ストレージに必要です. 16GB あれば十分だと思いますが、用途次第なので お好みのサイズで用意します.


ラズパイ の GPIO へ アクセスするとはいえ、よく考えたら Python から /dev/gpiomem へ アクセスしているだけで Raspbian 固有 の コマンドなりを使っているわけではなかったので、軽量のコンテナを使うべきでした.
今回、無事 Alpine Linux で Lチカ できたので、今後は Alpine Linux を 使っていこうと思います. あと、他のサーバサイド用途で
使っているコンテナも見直しだ…