Visual Studio Code で git.exe が 見つからないと言われた場合の対処

Git for Windows Portable を インストールし Git が 使えるようになったのですが、最近 Visual Studio Code を アップデートしたら git.exe が 見つからないという警告が表示されるようになりました. 通常は出ないのでしょうが、 PortableGit を 使っている ので、そのあたりから警告が出たのでしょうか. 何にしろ対処したいと思います.

作業環境

  • Windows 10 64bit
  • Git for Windows Portable 64bit
  • Visual Studio Code

警告が発生している状況

まずは状況確認です.
Visual Studio Code, November 2017 (version 1.19) を 起動すると下図のような警告が表示されるようになりました. リリースノートには特に変更についての記載はないようなので不思議です…

git.exe への パスを確認しますが、通っているようです.

git.exe へのパスを設定

考えても仕方がないので、警告の文章でサジェストされている通り git.path の 設定をします.
ウィンドウ左下 の ⚙ 歯車 の アイコンをクリックし、[設定] を 選択します.

画面上部の検索ボックスへ git.path を 入力し、左側に git.path の 設定項目が出てきたら 設定項目の左 ✎ 鉛筆 アイコンをクリックして、右側のユーザー設定に追加します.
追加された設定項目値を git.exe までのパスに設定します. ディレクトリ区切りの \ 円マーク(バックスラッシュ) は \\ と 2回書いてエスケープするようにします.
今回は PortableGit for Windows 64bit の インストール で 設定したように C:\\Develop\\tool\\PortableGit\\cmd\\git.exe としました.

Visual Studio Code を 再起動すると、無事に警告が表示されなくなりました.


いろいろ探してみたのですが、結局何だったのかよくわかりませんでした. git.path の 設定項目自体も以前からある設定のようで、2017.12 とか関係なさそうですし. 何だったんだろう…
普段から git コマンドで操作しているので、あまり Visual Studio Code の Git 統合は使っていないから [今後は表示しない] でもよかったのかなと主思いますが Git 統合の機能がさらに良くなったら使うかもしれないので、パス設定にしました.