C4 Labs で 買った ブレッドボード付きケース で Lチカする

C4 Labs さん で ヒートシンク付きケースを購入した際に、ブレッドボード付きケースも購入しました. これを組み立て Lチカ(LED チカチカ) したいと思います.
このケースは Raspberry Pi Zero と Zero W の どちらでも付けることができます. 今回はネットワークの取り回しが良くなる Raspberry Pi Zero W で 作ります.

作業環境

  • Raspberry Pi Zero W
  • Raspbian Jessie Lite

Raspberry Pi Zero に GPIO ピン を つける

さっそくケースの組み立てに入りたいところですが、Raspberry Pi Zero W は GPIO の ピンが立っていないモデルになります. GPIO の ピン が 無ければ、ブレッドボードがあっても使えないので、GPIO の ピンをつけます.

今回は Pimoroni さん の GPIO Hammer Header (Solderless) の Male を 使います.
Installation Jig を 取り付けて、ハンマーで叩くだけという優れもの!

Installation Jig の ピン用の溝がないプレート、溝のあるプレート、Raspberry Pi の 順に重ね、ガイド用のネジを通します.
GPIO Hammer Header の 穴のあるふくらみがある方を Raspberry Pi の GPIO ピン・ホール に 重ね、ハンマーで叩く天板をのせます.

そして、GPIO Hammer Header に のせた Installation Jig の 天板を思い切って、思い切ってハンマーでトントンします.
ちょっとドキドキしますが、それなりの力で叩かないと刺さりません.
いきなり強い力で叩くと割れかねませんが、徐々に力を強く加えていくことで、しっかりと刺さります.

プラスチックの土台まで、しっかり刺さったら Installation Jig を 外します.
Raspberry Pi Zero W に GPIO ピン が つきました.

ブレッドボード付きのケース を 組み立てる

GPIO ピン が ついたので、ブレッドボード付きのケース Zebra Zero Plus Breadboard in Wood for Raspberry Pi Zero 1.3 & Zero Wireless を組み立てます.
組み立て図がついており、各パーツの特徴もしっかりしているので組み立てやすいです.

ポイントがあるとしたら1つ、ブレッドボードの貼り付けはフレームを重ねてからのがよい、ということでしょうか. ブレッドボードに両面テープがついており貼り付けるのですが、フレームの大きさとかなりぴったりだったので、先に貼り付けるとフレームとかぶりかねません.

順番に重ねていき、天板をのせてネジ止め、そして完成!!
SD カードが取り外せるようになっているのがいいですね. これで色々なことが試せそうです.

Lチカ!

では定番の Lチカをやってみたいと思います.
Lチカは以前作った、 Raspbian Jessie Lite で Docker する - GPIO on Alpine Linux 編 の Docker 版 Lチカ を 使いました.

なお Raspberry Pi 基盤 の PWR LED が ケースのフレームにかぶり見えずらいので、電源を抜く際は注意が必要です.


Raspberry Pi 電子工作キット

Lチカ こと、LED チカチカをはじめ、GPIO を 使った電子工作するためのキットです. いろいろなキットがありますが、こちらが一通りそろいつつコスパがよさそうです.

Raspberry Pi 3

ラズパイを始めるには 全部入りの Raspberry Pi 3 が 手ごろではないでしょうか. Raspberry Pi Zero - ラズベリー・パイ ゼロRaspberry Pi Zero W - ラズベリー・パイ ゼロ W は 国内では入手しずらいため値上がりしてしてますし、GPIO ピン も 自分で付ける必要があったりと色々と手がかかります. その分楽しいというのもありますが.
届くまで時間がかかってもよい場合は こちら Raspberry Pi Zero の 購入 で 記事にしました Pimoroni さん から購入する手もあります.

Raspberry Pi 3 の 電源

Raspberry Pi 3 は 5V/3A の 電源が必要になります. スマホの充電アダプタでは出力が足りない場合もあるので確認が必要です.

マイクロ SD カード

ラズパイ の OS や ストレージに必要です. 16GB あれば十分だと思いますが、用途次第なので お好みのサイズで用意します.


今回、木のモデルを選びました. ピン番号などの文字が少し読みづらかったので Black Ice Case for Raspberry Pi Zero 1.3 and Zero Wireless の方がよかったかなぁと思ったりもしますが、木の雰囲気もオシャレなのでよしです.
それにしても GPIO Hammer Header、便利すぎる! 便利すぎます!!